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ライスパワーNo.11とNo.11+の違いは?効果・選び方をわかりやすく解説

ライスパワー成分ガイド

「ライスパワーNo.11とNo.11+は何が違うの?」「11+のほうが高濃度で効果も高いの?」と迷っていませんか。

結論からいうと、No.11は皮膚水分保持能の改善、No.11+はそれに加えてシワ改善まで認められている点が大きな違いです。

さらに、No.11+はNo.11を単純に濃くしたものではなく、醸造発酵条件が異なる別の有効成分です。

この記事では、No.11とNo.11+の効能や肌への働き方、製法の違いを整理しながら、乾燥ケアを重視する人とシワ改善まで求める人ではどちらを選べばよいのかを分かりやすく解説します。

名前が似ていて混同しやすいNo.11αとの違いや、実際の商品を選ぶときに確認したいポイントも紹介するので、自分の肌悩みに合うライスパワー成分を判断する参考にしてください。

ライスパワーNo.11とNo.11+の違いは?結論は「効能」と「製法」

ライスパワーNo.11とNo.11+の違いを一言でまとめると、No.11は皮膚水分保持能の改善、No.11+はそれに加えてシワ改善まで認められているという点です。

名前がよく似ているため「11+は11を濃くしたもの」と思いやすいのですが、実際には製法にも違いがあります。

まずは、検索した人が最も知りたい違いから整理していきましょう。

比較項目ライスパワーNo.11ライスパワーNo.11+
認められている主な効能皮膚水分保持能の改善皮膚水分保持能の改善+シワ改善
シワ改善効能としては認められていない認められている
製法No.11独自の醸造発酵条件No.11とは異なる醸造発酵条件
位置づけ肌の水分保持機能を改善する有効成分No.11の製法を見直して開発された有効成分
選ぶ目安乾燥や水分保持を重視したい人乾燥とシワを同時にケアしたい人

No.11は皮膚水分保持能の改善、No.11+はシワ改善まで認められている

ライスパワーNo.11は、「皮膚水分保持能の改善」という効能を持つ医薬部外品の有効成分として、2001年に認められています。

皮膚水分保持能とは、簡単にいうと肌が自ら水分を保とうとする力のことです。

たとえば乾燥したスポンジに水をかけても、すぐに水が抜けてしまえばうるおった状態は長く続きませんよね。

No.11は肌表面に水分を与えるだけではなく、水分を保持する機能そのものに働きかける点が大きな特徴です。

一方、ライスパワーNo.11+には、No.11と同じ皮膚水分保持能の改善に加えて、「シワを改善する」という効能も認められています。

つまり、乾燥ケアだけを見ると両者には共通点がありますが、シワ改善まで含めると明確な違いが生まれます。

「No.11=水分保持能の改善」「No.11+=水分保持能の改善+シワ改善」と覚えると、違いをシンプルに整理できます。

No.11+はNo.11の高濃度版ではなく、異なる醸造発酵条件で生まれた成分

ライスパワーNo.11+について特に誤解しやすいのが、「プラスと付いているからNo.11をたくさん配合したものなのでは」という点です。

しかし、No.11+はNo.11を単純に高濃度化した成分ではありません。

第一三共ヘルスケアの公式情報では、No.11とNo.11+について醸造発酵条件が異なることが明記されています。

また、コーセーや開発元の勇心酒造も、No.11+はNo.11の製法を見直し、製法をバージョンアップすることで生まれた成分と説明しています。

イメージとしては、同じ料理を単純に大盛りにしたのではなく、作り方そのものを見直して新しい特徴を持たせたようなものです。

その結果、No.11が持つ皮膚水分保持能の改善に加え、No.11+ではシワ改善という新たな効能が認められました。

なお、ライスパワーにはNo.11αという名前の成分もあります。

No.11αはライスフォース公式でNo.11を3倍に濃縮した有効成分と説明されており、No.11+とは別の成分です。

「濃縮タイプはNo.11α、製法を見直してシワ改善まで加わったのがNo.11+」と区別しておくと、商品選びで混乱しにくくなります。

ライスパワーNo.11とNo.11+は肌への働き方も違う

No.11とNo.11+は認められている効能だけでなく、肌へのアプローチにも違いがあります。

No.11は主に肌の水分保持機能やバリア機能に関わる働きが特徴で、No.11+ではさらに表皮・基底膜・真皮を含めた多角的なアプローチが示されています。

ここを理解すると、なぜNo.11+にシワ改善という効能が加わったのかも見えやすくなります。

肌へのアプローチライスパワーNo.11ライスパワーNo.11+
水分保持能改善する改善する
セラミドなど細胞間脂質の生成に働きかける細胞間脂質などに働きかける
NMF主な特徴として示されていない増加へのアプローチが示されている
ヒアルロン酸主な特徴として示されていない表皮ヒアルロン酸へのアプローチが示されている
基底膜・真皮主な特徴として示されていないコラーゲンに関する作用が示されている
シワ改善効能としては認められていない認められている

No.11はセラミドなどに働きかけ、肌の水分保持能とバリア機能を改善する

ライスパワーNo.11の特徴は、単に肌の表面へ水分や油分を補うだけではなく、肌自身の水分保持機能に働きかけることです。

開発元の勇心酒造は、No.11についてセラミドをはじめとする細胞間脂質の生成を促し、バリア機能を整えると説明しています。

細胞間脂質とは、肌の角層にある細胞同士の隙間を埋め、水分が逃げるのを防ぐ役割を持つ成分です。

よく「角層のレンガとモルタル」に例えられますが、角層細胞をレンガとすると、セラミドなどの細胞間脂質はレンガ同士を埋めるモルタルのような存在です。

この部分が乱れると、肌内部の水分が逃げやすくなり、外部からの刺激も受けやすくなります。

No.11はこの水分保持に関わる仕組みにアプローチすることで、乾燥しやすい肌の状態を整えていきます。

一般的な保湿化粧品とまったく同じ仕組みと考えないことがポイントです。

肌表面へ一時的にうるおいを補給することと、皮膚水分保持能そのものを改善することは、意味が異なります。

乾燥しにくいうるおい環境を目指したい人にとって、No.11の中心的な価値は「水分を与える」より「水分を保つ力を改善する」ことにあります。

No.11+は表皮・基底膜・真皮へアプローチし、乾燥とシワを同時に改善する

ライスパワーNo.11+は、No.11が持つ皮膚水分保持能の改善に加え、表皮・基底膜・真皮という複数の層へ多角的にアプローチすることが特徴です。

表皮では、NMF、細胞間脂質、ヒアルロン酸に関する作用が示されています。

NMFとは天然保湿因子のことで、角層の中で水分を抱え込む役割を持つ成分群です。

つまり表皮では、水分を抱える仕組みを複数の方向から支えるアプローチが確認されています。

さらに、基底膜や真皮ではコラーゲンに関する作用が示されています。

真皮では線維芽細胞への作用によるコラーゲン増加が確認されており、表面のうるおいだけにとどまらない点がNo.11+の大きな特徴です。

この違いを裏付ける一つのデータとして、勇心酒造が公開しているNo.11+配合製剤のヒト試験があります。

この試験では20~80歳の健常男女60名を対象に、No.11+配合ローションとプラセボを左右の顔に分けて、1日2回、8週間使用する二重盲検左右比較試験が行われました。

8週間後には、プラセボと比べて最大シワ平均深さ、シワ総体積、目視によるシワスコアで有意な減少が確認されています。

ただし、この試験結果だけを根拠に、ほうれい線や眉間、額などすべての部位で同じ改善度が得られると考えるのは適切ではありません。

公開されている主要試験では主に目尻のシワが評価されているため、確認されていない部位について効果の程度を断定しないことが大切です。

No.11+の大きな違いは、水分保持能の改善を土台にしながら、シワ改善につながる多角的なアプローチまで認められている点です。

ライスパワーNo.11とNo.11+はどっちを選ぶ?肌悩み別の選び方

ライスパワーNo.11とNo.11+のどちらを選ぶか迷ったら、まず自分が改善したい肌悩みを基準に考えるのが分かりやすいです。

乾燥や水分保持を重視するならNo.11、乾燥に加えてシワ改善も求めるならNo.11+が基本的な選択肢になります。

ただし、成分名だけで商品の優劣を決めるのではなく、実際には剤型や使用部位、価格なども含めて製品単位で比べることが大切です。

こんな人選択肢理由
乾燥を繰り返しやすいライスパワーNo.11皮膚水分保持能の改善が認められているため
肌の水分保持やバリア機能を重視したいライスパワーNo.11セラミドなどの細胞間脂質の生成に働きかけるため
乾燥とシワを一緒にケアしたいライスパワーNo.11+皮膚水分保持能の改善とシワ改善の両方が認められているため
目元などのシワ改善を重視したいライスパワーNo.11+シワ改善の効能が認められているため
どちらにするか決めきれない製品単位で比較剤型や他の配合成分、使用部位、価格が商品ごとに異なるため

乾燥やバリア機能を重視するならNo.11、乾燥とシワならNo.11+が候補

肌悩みが主に乾燥で、まずは肌が水分を保つ力を整えたい場合は、ライスパワーNo.11が目的に合いやすいです。

No.11には皮膚水分保持能を改善する効能が認められているため、乾燥しやすい肌の土台を整えたい人にとって分かりやすい選択肢になります。

一方で、乾燥だけでなくシワも気になっている場合は、ライスパワーNo.11+が候補になります。

No.11+には皮膚水分保持能の改善に加えて、シワ改善という効能も認められているからです。

たとえば「冬になると頬が乾燥するのが一番の悩み」という人と、「乾燥もするけれど目元のシワも一緒にケアしたい」という人では、求める役割が違いますよね。

前者ならNo.11、後者ならNo.11+というように、成分名の新しさではなく目的から逆算すると選びやすくなります。

ただし、No.11+がNo.11よりすべての面で優れていると考えるのは適切ではありません。

公式資料から確認できるのはNo.11+にシワ改善という効能が追加されていることであり、「No.11+のほうが必ず保湿力が高い」「すべての人にNo.11+が向いている」といった単純な上下関係までは確認できません。

No.11とNo.11+は「どちらが上か」ではなく、「自分が何を改善したいか」で選び分けるのが基本です。

配合製品は成分名だけでなく剤型・使用部位・価格まで比べて選ぶ

実際の商品を選ぶ段階では、No.11かNo.11+かだけで判断せず、製品全体の特徴まで確認しましょう。

同じ有効成分を配合していても、美容液なのかクリーム状なのか、顔全体に使うのか部分的に使うのかによって使い勝手は変わります。

公式に確認できる代表例を整理すると、次のようになります。

製品配合成分特徴・位置づけ公式掲載価格
ONE BY KOSÉ セラムヴェール ディープリペアライスパワーNo.11薬用導入美容液製品購入時に公式情報を確認
ONE BY KOSÉ セラム シールドライスパワーNo.11+医薬部外品40g・税込5,940円
ライース リンクルクロスライスパワーNo.11+シワ改善美容液20g・税込14,300円、10g・税込7,700円
ライスフォース リンクルボールセラムライスパワーNo.11+薬用シワ改善美容液製品購入時に公式情報を確認

たとえば同じNo.11+配合製品でも、価格や容量、使い方まで同じではありません。

毎日顔全体へ使いたいのか、気になる部分を中心に使いたいのかでも選びやすい商品は変わります。

価格は改定される可能性があるため、購入時には各ブランドの公式サイトで最新情報を確認してください。

また、敏感肌だからという理由だけでNo.11+を一律に避ける必要があるという公式根拠は、今回確認した資料では見当たりません。

たとえばライースの「リンクルクロス」は敏感肌の協力によるパッチテスト済みとされていますが、すべての人に刺激が起こらないことを保証するものではありません。

そのため敏感肌の場合は、No.11かNo.11+かだけを見るのではなく、個別製品の処方や使用上の注意を確認することが大切です。

成分で方向性を決め、最後は剤型・使い方・価格・肌との相性まで含めて製品を選ぶと失敗しにくくなります。

まとめ|ライスパワーNo.11とNo.11+の違いは目的で選べば迷わない

ライスパワーNo.11とNo.11+の最大の違いは、No.11が皮膚水分保持能の改善、No.11+が皮膚水分保持能の改善に加えてシワ改善まで認められていることです。

さらにNo.11+はNo.11を単純に高濃度化したものではなく、異なる醸造発酵条件によって生まれた成分です。

最後に、選び方をシンプルに整理しておきましょう。

比較ポイントライスパワーNo.11ライスパワーNo.11+
皮膚水分保持能の改善ありあり
シワ改善効能としては認められていないあり
製法No.11の醸造発酵条件No.11とは異なる醸造発酵条件
向いている目的乾燥・水分保持を重視したケア乾燥とシワを同時にケア

乾燥や肌の水分保持を中心に考えているなら、No.11が分かりやすい候補です。

乾燥に加えてシワ改善まで求めるなら、No.11+が選択肢になります。

「11+」という名前だけを見て、No.11を濃くした上位版だと思い込まないようにしましょう。

ライスパワーNo.11を3倍に濃縮した成分として公式に説明されているのはNo.11αであり、No.11+とは別物です。

ライスパワーNo.11とNo.11+は優劣で選ぶのではなく、「乾燥を中心にケアしたいのか」「乾燥とシワを一緒に改善したいのか」という目的で選ぶことが、最も分かりやすい判断基準です。

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